マットレスの選び方

ポケットコイル or ボンネルコイル

スプリングマットレスかウレタンマットレスかで、スプリングマットレスを選んだら、次はボンネルコイルかポケットコイルかの、スプリング形式を検討する必要があります。
それぞれの仕様はさらに細分化されますが、ここでは主にボンネルコイルとポケットコイルについての比較をしたいと思います。

:1234:ボンネルコイル:面で支えて適度に硬い
一般的に市場に多く出回っているスプリングマットレスです。面で支えて適度に硬いので、これまで畳に布団で寝ていた方等の寝心地に近いかもしれません。しっかりとした弾力面で体を支えます。ひとつひとつらせん状に巻いたコイルスプリングを、全面に配列し連結しています。ポケットコイルよりも使用しているコイルの数が少なかったり、構成的にもシンプルな為、値段的にもポケットコイルマットレスと比較してお手頃な価格になります。コイル部分は面で支えて適度に硬い為、ポイント的な柔らかさは詰め物で柔らかさを出しているマットレスが多く見受けられます。なんといってもボンネルコイルマットレスのメリットは、リーズナブルな価格ではないでしょうか。

:1234:ポケットコイル:点で柔らかく、面で硬い。
人がマットレス上に横になった際の耐圧分散において点で柔らかく面で硬いポケットコイルマットレスは、現時点で最良のマットレスと言えるかもしれません。実際に当初シモンズ社が保有していたポケットコイルの特許が切れた瞬間に、競合他社のマットレスメーカーがこぞってポケットコイル式のマットレス販売を始めました。コイルの量は一般的なシングルマットレスで、ボンネルコイルのバネの数が約200本程度なのに対して、 ポケットコイルは約500本以上のコイルが体を点で支えます。コイルの量が多いということは、下から体を押し上げる力が強く、弾力性等の寝心地や耐久性等においても非常に優れています。またポケットコイルは一つ一つが袋に包まれて独立しているため、横揺れ等の振動が非常に少なくなります。一方のボンネルコイルマットレスは、コイルが連結しているため、二人で一つのマットレスに寝る場合は、横の人の寝返りによる揺れの振動が起こり、快適な睡眠を妨げることがあります。ホテル等の複数の人が利用するマットレスにおいては、ある程度の耐久性が求められ費用的な面も重要であるため、ボンネルコイルがこれまでは一般的でしたが、ベッドの寝心地による付加価値提供を行うホテルにおいては、ポケットコイルマットレスの導入が近年は増えてきています。ただ、ポケットコイルマットレスにもピンからキリまであり、ポケットコイルなので全てが良いということではありません。点で柔らかい為、仰向けに寝た場合のお尻の部分や、横になって寝た時の、腰や肩の部分など、面から出っ張った部分の独立したポケットコイルで沈み込んで吸収するため、立っている状態に近い寝姿勢になります。そのため、出っ張り部分にかかる圧力負荷を軽減するため、朝起きた時の体の疲れなども軽減されます。

ショールームで数分程度横になって感じた寝心地と、実際に一晩、数週間寝た場合とでは、客観的な比較が困難ですが、やはり実際に触れてみたり横になって試すのが好ましいと思われます。また最近では、どんなマットレスを置いているかを公開しているホテルもたくさんあるので、目的のマットレスを置いているホテルに実際に宿泊して試してみるのも良いかもしれません。

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